2027年1月 全国の年中行事カレンダー|正月明け!松の内・七草粥・鏡開き

◇2027年1月は、全国で多くの年中行事が続く1ヵ月です。
松の内や初詣、七草粥、鏡開き、成人の日、小正月など、新年らしい行事が次々と訪れます。
地域によって日程が少しずつ異なる行事もあるため、カレンダーで一覧できると暮らしの見通しを立てやすくなるでしょう。
本記事では、2027年1月に行われる全国の行事を、日付ごとにわかりやすくまとめています。正月明けの準備や、家族の予定を考える際の参考にお使いください。
カレンダーには旧暦の日付も併記しているため、新暦・旧暦の流れを合わせて確認できるのも特徴です。全国の年中行事を一目で把握しながら、1月の季節行事をより身近に感じていただけるでしょう。
目次
2027年1月|全国の年中行事をカレンダーで紹介!

◇2027年1月に全国で行われる主な行事を、日付順に整理しました。
正月行事の流れがつかみやすいよう、松の内・初詣・節句・季節の節目をまとめています。
・1月1日(金)元旦・初詣
・1月1日(金)〜7日(木)松の内(主に関東)
・1月5日(火)小寒(寒の入り)
・1月7日(木)七草粥
・1月8日(金)寒中見舞いの発送時期(〜2月3日)
・1月9日(土)〜11日(月)十日戎(主に関西)
・1月11日(月)鏡開き
・1月11日(月)成人の日(祝日)
・1月15日(金)小正月・どんど焼き
・1月17日(日)冬土用入り
・1月18日(月)初観音(観音菩薩の初縁日)
・1月20日(水)大寒・二十日正月
・1月21日(木)初大師(弘法大師の初縁日)
・1月22日(金)冬土用の一の丑
・1月23日(土)冬土用の間日(まび)
・1月24日(日)冬土用の間日(まび)
・1月25日(月)初天神(天満宮の初縁日)
・1月26日(火)冬土用の間日(まび)
・1月28日(木)初不動(不動明王の初縁日)
※沖縄の旧暦行事は、次の項目でご紹介します。
1月は全国的に節目の行事が多く、正月行事の名残と季節の移ろいが重なる1ヵ月です。地域ごとに日程が異なるものもあるため、一覧で把握しておくと予定が立てやすくなります。
・七草粥は年明け七日☆子どもも美味しいレシピや楽しみ方
沖縄の旧暦行事(2027年1月・旧暦11月〜12月)の主な行事
◇沖縄の2027年1月は、旧暦11月24日〜12月24日にあたります。
旧暦12月に入ると、ムーチーに向けて寒さが深まり、旧暦12月24日には年末の御願解きを迎えます。
・2027年1月8日(金)(旧暦12月1日)…旧暦1日の拝み(チィタチ)
・2027年1月15日(金)(旧暦12月8日)…ムーチー(鬼餅)
・2027年1月22日(金)(旧暦12月15日)…旧暦15日の拝み(ジュウグニチ)
・2027年1月31日(日)(旧暦12月24日)…御願解き・屋敷の御願・ヒヌカン送り
2027年1月の旧暦行事の詳細は、以下のページで詳しくまとめています。
・2027年1月 沖縄旧暦カレンダー|旧暦11月・12月の行事(ムーチー・御願解き)
全国の行事:松の内・初詣・鏡開き・成人の日・小正月

◇沖縄では旧暦行事が中心ですが、全国では新暦に合わせた正月行事が続く時期です。
松の内、初詣、鏡開きなどは地域差もあるため、日程を確認しておくと暮らしの流れがつかみやすくなります。
ここでは、全国的に行われる年始の行事をやさしく整理して紹介します。
松の内と正月飾りの片付け時期
◇松の内(まつのうち)は、歳神さまを家にお迎えしている期間を指します。
正月飾りや門松を掲げる時期であり、地域によって日程が異なるのが特徴です。
・関東:1月1日〜1月7日
・関西:1月1日〜1月15日
松の内が明けたあとは、飾りを下げて「どんど焼き」などの火祭りで焚き上げるのが習わしです。飾りを丁寧に片付けることで、新しい一年を清らかな状態で迎えることができます。
初詣|沖縄の参拝との違い
◇初詣は、新しい一年の健康や家内安全を神社・寺院で祈願する全国的な正月行事です。
元日から三が日にかけて多くの人が参拝に訪れ、おみくじや破魔矢などを授かります。沖縄でも初詣は行われますが、本土とは少し特徴が異なります。
・拝所(ウガンジュ)や御嶽(うたき)へ参拝する家庭も多い
・神社だけでなく寺院・地域の拝所へ足を運ぶ
・家族全員でご先祖への報告を大切にする傾向が強い
「新しい年を神仏へ報告する」という点は共通していますが、地域の信仰に根差した参拝スタイルがあるのが沖縄らしさです。
・【2027年】沖縄の初詣おすすめ神社お寺10選!波上宮や穴場も紹介!
十日戎・鏡開き・成人の日・小正月などの日程
◇正月行事の後半には、家庭行事・地域行事がいくつか続きます。
全国的な日程の目安は、次の通りです。
●十日戎:1月9日(土)〜11日(月)
…商売繁盛を願う行事。主に関西で盛んです。
●鏡開き:1月11日(月)
…飾った鏡餅を下げて、お汁粉や雑煮にしていただく日。
「刃物を使わず、木槌で割る」ことが習慣です。
●成人の日:2027年1月11日(第2月曜日)
…新成人を祝う日。各地で成人式が開催されます。
●小正月:1月15日(金)
…大正月とは別に家庭行事として祝う日。
小豆粥を食べ、無病息災や厄除けを願う風習があります。
●二十日正月:1月20日(水)
…正月行事を締めくくる日とされ、地域によって「骨正月」などとも呼ばれます。
沖縄では旧暦行事を中心にしつつ、全国の正月行事を取り入れる家庭も多く、地域性と現代の暮らしが自然に混ざり合う時期といえます。
・年神様を迎えるお正月☆全国的な「新正月」の過ごし方①
初観音・初大師・初天神・初不動とは?|1月に巡る「初縁日」の行事

◇1月には、観音菩薩・弘法大師・菅原道真公・不動明王にまつわる「初縁日(はつえんにち)」が続きます。
全国の寺社で一年最初のご縁日として大切にされてきた行事です。
初観音(1月18日)|子どもの健康・家内安全を願う縁日
◇初観音は、観音菩薩の新年最初の縁日です。
毎月18日が観音様の縁日とされ、子どもの健康や安産、家族の安全を見守る観音様に、一年の無事を祈る参拝が行われます。
沖縄では、旧暦18日に観音様を拝む「十八夜(ジューハチヤー)」もあります。2027年1月は、旧暦12月18日が1月25日(月)にあたります。
・首里観音堂(慈眼院)
…臨済宗妙心寺派の寺院で、1618年に建立されました。年に三回(正月・五月・九月)国王が参詣したと伝わり、観音菩薩に海上守護の信仰があることから、海上渡航者の祈願所ともされました。境内には千手観音菩薩が祀られています。
・沖縄の観音堂巡り|子どもの健康を祈る観音様と琉球七観音の拝所
・ジューハチヤ(十八夜)の御願|観音様への拝み方とお供え物【沖縄の正五九月】
・首里城公園|首里観音堂(慈眼院)
初大師(1月21日)|弘法大師の縁日
◇初大師は、弘法大師(空海)の新年最初の縁日です。
毎月21日が弘法大師の縁日とされ、真言宗の寺院などで法要が営まれます。新年最初の縁日である1月21日は、一年の無事を願って参拝する人が訪れます。
弘法大師は、四国八十八ヶ所霊場の巡礼でも知られ、昔から厚く信仰されてきた存在です。
初天神(1月25日)|学問成就を願う日
◇初天神は、学問の神さま・菅原道真公の最初の縁日です。
天満宮では合格祈願や学業成就の参拝でにぎわい、梅の花をかたどった縁起物が授与されることもあります。受験生のいる家庭で大切にされてきた行事です。
・普天満宮
[住所]〒901-2202 沖縄県宜野湾市普天間1丁目27−10
[HP]http://futenmagu.or.jp/
[TEL]098-892-3344
普天満宮は中部沖縄の霊社で、学問成就・縁結びの信仰を集め、初天神の参拝先としても適しています。
初不動(1月28日)|厄除け・開運を祈る縁日
◇初不動は、不動明王の新年最初の縁日です。
厄除けや開運を願ってお参りします。全国の不動尊では護摩供(ごまく)などが行われ、新しい一年の無事を祈願する人でにぎわいます。
・安國寺
[住所]〒903-0826 沖縄県那覇市首里寒川町1丁目2
[HP]http://taiheizan-ankokuji.com/
安國寺は不動明王を本尊とする禅寺で、「初不動」の縁日に参拝できる拠点となっています。
冬土用と間日|2027年1月17日〜2月3日

◇1月後半からは、季節の変わり目を示す「冬土用(ふゆどよう)」が始まります。
立春の直前まで続くこの期間は、体調を崩しやすい時期とされ、古くから注意深く過ごす習わしがありました。
ここでは、冬土用の意味や、土を触って良い日である「間日(まび)」、そして沖縄の土地神様トゥーティークーについて解説します。
冬土用とは?(季節の変わり目の注意点)
◇「土用」は、立春・立夏・立秋・立冬の前に訪れる約18日間の期間を指します。
季節の節目として体調を崩しやすい時期ともされています。
冬の土用には「未(ひつじ)の日」に行事食をいただく風習もあり、体を温め、季節の変わり目を乗り越える知恵として受け継がれてきました。
この期間は「土をいじらない方が良い」とされ、家の基礎工事や造園、井戸掘りなどの“土に関わる動作”を控えるのが昔からの習わしでした。
・一の丑…1月22日(金)
・二の丑…2月3日(水)
季節の変わり目で体調も不安定になりやすく、無理をしない生活が推奨されてきた背景があります。
間日(まび)にしてよいこと・避けること
◇土用の期間であっても、特定の日は「間日(まび)」と呼ばれ、土を触っても良いとされています。
これは、土公神が留守にしている日と考えられてきたためです。2027年の冬土用の間日は以下の通りです。
・1月23日(土)
・1月24日(日)
・1月26日(火)
間日は、庭仕事・植え替え・家庭菜園などの土いじりをしても良いとされる日です。ただし、土用の期間全体としては以下の行為を控えるのが一般的です。
・家屋の基礎工事・造園の大きな工事
・井戸掘りなど土地を動かす作業
・新しい契約・引っ越しなど“大きな変化”
・大きな買い物や人生の節目となる決断
古くから「季節の揺らぎは体と運の揺らぎ」と考えられ、大きな動きを避け、整える期間として大切にされてきました。
沖縄の土地神様トゥーティークーとは
◇全国では「土公神(どこうしん)」が土の神様とされますが、沖縄で土地を守る神様として知られているのが「トゥーティークー(土帝君)」です。
もともとは農耕の神様で、農業や漁、悪魔祓いの神様としても拝まれてきました。沖縄各地に拝所があり、旧暦2月2日には、地域の繁栄を願う拝みの行事が行われます。
・トゥーティークーへの御願☆土地神様への拝み方
寒中見舞いの時期とマナー(2027年1月8日〜2月3日)

◇年賀状のやり取りが落ち着く1月中旬からは、寒さがもっとも厳しい「寒中」の時期に入ります。
この時期に送る挨拶状が寒中見舞いで、相手の体調を気遣う便りとして古くから親しまれています。
ここでは、寒中見舞いの基本から、送る時期や避けるべき表現、書き方のポイントまで整理して紹介します。
寒中見舞いとは(喪中の相手への便りとして)
◇寒中見舞いは、冬の寒さが厳しい時期に、相手の健康や日々の暮らしを気遣うために送る挨拶状です。
年賀状と違い、「新年を祝う」ことが目的ではない点が大きな特徴です。寒中見舞いが特に役立つのは次のような場合です。
・相手が喪中で「年賀状を控えるべき状況」のとき
・自分が喪中で、新年の挨拶ができないとき
・年賀状を出しそびれてしまい、お詫びを伝えたいとき
喪中はお祝い事を控える期間のため、年賀状の代わりに寒中見舞いを送ることで、失礼にならず丁寧な挨拶ができます。相手への思いやりを伝える「気遣いの便り」として、今も広く使われています。
投函の時期と避ける表現
◇寒中見舞いを送る時期は、松の内が明けたあとから、立春の前日までとされています。
2027年の場合、この期間は次の通りです。
立春を過ぎると「余寒見舞い」となるため、寒中見舞いとして送るのはこの期間内が適切です。また、寒中見舞いでは以下のような表現は避けます。
・「あけましておめでとうございます」
・「新春のお慶びを申し上げます」
・華やかすぎるイラスト・お祝い表現
寒中見舞いはあくまで気遣いの便りであり、新年を祝う言葉は使わないのがマナーです。
基本の書き方と文面構成
◇寒中見舞いの文面は、相手の体調を気遣いながら、簡潔に近況を伝える内容が基本です。
文面の流れは次のように整えると読みやすくなります。
・冒頭の挨拶(「寒中お見舞い申し上げます」)
・相手の健康を気遣う言葉
・自分の近況や、年賀状を控えた理由(喪中・遅れた事情など)
・今後の無事を願う言葉
・締めの挨拶(日付を末尾に)
長文にする必要はありませんが、丁寧で落ち着いた文面に整えることで、相手への思いやりがしっかり伝わります。喪中の相手に送る場合も同様で、控えめで心のこもった便りになるよう配慮すると良いでしょう。
・【寒中見舞い2027】時期・送り方・文例をやさしく解説|喪中の相手にも失礼のないマナー
2027年1月の二十四節気(冬至・小寒・大寒)

◇2027年1月は、二十四節気では冬至から小寒、大寒へと移り変わります。
一年で最も寒さが厳しくなる節目であり、古くから寒仕込みの季節として暮らしの知恵が多く受け継がれてきました。
ここでは、1月に巡る節気の流れと、この時期に味わえる旬の食材・花の情報をまとめています。
節気の流れと1月の気候の特徴
◇二十四節気は、一年を太陽の動きに合わせて24段階に区切った暦です。
2027年1月の節気は次の順で巡ります。
●冬至(とうじ):2026年12月22日〜2027年1月4日
…最も昼が短い時期。寒さはこれから本格化する。
●小寒(しょうかん):1月5日〜1月19日
…“寒の入り”とされ、ここから寒さが増していく。ムーチー(旧暦12月8日)の1月15日も、この小寒の期間です。
●大寒(だいかん):1月20日〜2月3日
…一年で最も寒い時期。
沖縄でも本土ほどではないものの、気温が下がりやすく体調を崩しやすい時期です。旧暦行事と同時に、節気の流れも確認しながら過ごすことで、季節の変化に気付きやすくなります。
旬の食材(田芋・島人参など)
◇1月は寒さが深まることで、野菜も魚も味がのる時期です。
沖縄ならではの旬の味覚も多く、行事食として取り入れる家庭もあります。
・田芋(ターンム)
・島人参(ちでぃぐゎー)
・大根・白菜などの冬野菜
・寒ブリ・白身魚
寒い時期に滋養のある食材を取り入れることで、体を温め、季節の変わり目を乗り越える知恵として受け継がれてきました。
旬の花・冬の風物詩(寒緋桜など)
◇冬の沖縄では、本土とは違う花が見頃を迎えます。
1月中旬頃から咲き始める寒緋桜(かんひざくら)は特に有名で、濃いピンク色の花が冬の景色を彩ります。
・寒緋桜(かんひざくら)
・トックリキワタ
・冬の星空(特にオリオン座がよく見える時期)
旧暦12月は新しい年を迎える前の節目でもあり、自然の移ろいを楽しむ余裕を持つと、季節感をより深く味わうことができます。
まとめ|2027年1月はお正月の1ヵ月!

◇2027年1月は、全国で松の内・初詣から小正月まで、新年の節目となる行事が多く巡る時期です。
七草粥で無病息災を願い、鏡開きで一年の力をいただくなど、昔からの風習を通して季節の移ろいが感じられる1ヵ月でもあります。
地域によって日程の違いや風習の違いがあるため、事前にカレンダーで確認しておくと、行事を無理なく暮らしに取り入れやすくなります。
今回紹介した行事を通して、2027年の新年が穏やかで実りある時間となりますように。
・2027年2月 沖縄旧暦カレンダー|旧暦12月・1月は旧正月(ソーグァチ)到来!

公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会 終活支援部長
●経歴
19XX年、沖縄県名護市出身。
米国・南ユタ大学コミュニケーション学部卒業。
県内大手建設会社勤務を経て、2007年に公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会に入社。長年、お墓の企画提案や販売業務の第一線に従事し、中城メモリアルパーク所長を歴任。現在は終活支援部長として、沖縄の供養文化と現代のニーズを繋ぐ活動に注力している。
●資格・活動
・終活カウンセラー1級(沖縄県初取得者)
・一般社団法人 全国空き家アドバイザー協議会 沖縄県名護支部 幹事
●実績
県内各自治体、社会福祉協議会、医療法人、老人ホーム等での出張セミナーや講演を累計500回以上実施。沖縄タイムス等のメディア寄稿を通じ、相続や空き家問題、墓じまいに関する啓発活動を行っている。
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