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2026年1月 全国の年中行事カレンダー|正月明け!松の内・七草粥・鏡開き

2026年1月 全国の年中行事カレンダー|正月明け!松の内・七草粥・鏡開き
◇2026年1月は、全国で多くの年中行事が続く1ヵ月です。
松の内や初詣、七草粥、鏡開き、成人の日、小正月など、新年らしい行事が次々と訪れます。
 
地域によって日程が少しずつ異なる行事もあるため、カレンダーで一覧できると暮らしの見通しを立てやすくなるでしょう。
 
本記事では、2026年1月に行われる全国の行事を、日付ごとにわかりやすくまとめています。正月明けの準備や、家族の予定を考える際の参考にお使いください。
 
カレンダーには旧暦の日付も併記しているため、新暦・旧暦の流れを合わせて確認できるのも特徴です。全国の年中行事を一目で把握しながら、1月の季節行事をより身近に感じていただけるでしょう。

 



 
 

2026年1月|全国の年中行事をカレンダーで紹介!


2026年1月|全国の年中行事をカレンダーで紹介!
2026年1月に全国で行われる主な行事を、日付順に整理しました。正月行事の流れがつかみやすいよう、松の内・初詣・節句・季節の節目をまとめています。
 

 ●2026年1月|全国の年中行事
 ・1月1日(木)元旦・初詣
 ・1月2日(金)仕事始め(一般)
 ・1月3日(土)三が日(元日三が日)
 ・1月5日(月)小寒(寒の入り)
 ・1月7日(水)七草粥(全国)
 ・1月7日(水)松の内(京都は〜4日/関西・沖縄は〜15日)
 ・1月10日(土)十日戎(主に関西)
 ・1月11日(日)鏡開き(全国)
 ・1月12日(月)成人の日(祝日)
 ・1月13日(火)初薬師(薬師如来の初縁日)
 ・1月15日(木)小正月・どんど焼き
 ・1月17日(土)冬土用入り
 ・1月20日(火)大寒(1年で最も寒い頃)
 ・1月25日(日)初天神(天満宮の初縁日)
 ・1月27日(火)初不動(不動明王の初縁日)
 ・1月31日(土)冬土用の間日(まび)
 
※旧暦行事は今回は省略し、全国的に認知されている新暦行事のみ抽出しています。

 
1月は全国的に節目の行事が多く、正月行事の名残と季節の移ろいが重なる1ヵ月です。地域ごとに日程が異なるものもあるため、一覧で把握しておくと予定が立てやすくなります。
 

 
 

沖縄の旧暦行事(2026年1月・旧暦11月〜12月)の主な行事

◇沖縄の2026年1月は、旧暦11月〜12月にあたります。
…沖縄では年末のムーチーに向けて寒さが深まる時期です。
 
今年はウンネーウイミがちょうど元旦頃に重なりますが、昔ながらの芋の感謝の行事なので、家庭の都合に合わせて数日ずらして拝みをしても問題ありません。
 

 ●2026年1月(沖縄旧暦11月~12月)沖縄の旧暦行事
 ・2026年1月1日(木)頃(旧暦11月13日頃)…ウンネーウイミ(芋折目)
 ・2026年1月3日(土)(旧暦11月15日)…旧暦15日の拝み
 ・2026年1月19日(月)(旧暦12月1日)…旧暦1日の拝み
 ・2026年1月26日(月)(旧暦12月8日)…ムーチー(鬼餅)

 
現代のウンネーウイミは、昔の芋の収穫祭とは違い、サラリーマン家庭では一年間のお給料への感謝として捉えることも増えています。
 
ンムニーにこだわらず、さつま芋など身近な芋類をお供えするだけでも十分です。
2026年1月の旧暦行事の詳細は、以下のページで詳しくまとめています。
 

[2026年1月|沖縄旧暦11月・12月の旧暦行事カレンダー]
2026年1月 沖縄旧暦カレンダー|旧暦11月・12月の行事(ムーチー・ウンネーウイミ)

 
 

全国の行事:松の内・初詣・鏡開き・成人の日・小正月


2026年1月|全国の年中行事は?
◇沖縄では旧暦行事が中心ですが、全国では新暦に合わせた正月行事が続く時期です。
…松の内、初詣、鏡開きなどは地域差もあるため、日程を確認しておくと暮らしの流れがつかみやすくなります。
 
ここでは、全国的に行われる年始の行事をやさしく整理して紹介します。

松の内と正月飾りの片付け時期

松の内(まつのうち)は、歳神さまを家にお迎えしている期間を指します。正月飾りや門松を掲げる時期であり、地域によって日程が異なるのが特徴です。
 

 ●松の内の一般的な期間
 
 ・ 関東:1月1日〜1月7日
 ・ 関西:1月1日〜1月15日
  (沖縄もこちらの期間に近い)

 
松の内が明けたあとは、飾りを下げて「どんど焼き」などの火祭りで焚き上げるのが習わしです。飾りを丁寧に片付けることで、新しい一年を清らかな状態で迎えることができます。
 
 

初詣|沖縄の参拝との違い

初詣は、新しい一年の健康や家内安全を神社・寺院で祈願する全国的な正月行事です。元日から三が日にかけて多くの人が参拝に訪れ、おみくじや破魔矢などを授かります。
 
沖縄でも初詣は行われますが、本土とは少し特徴が異なります。
 

 ●沖縄の特徴
 
 ・ 拝所(ウガンジュ)や御嶽(うたき)へ参拝する家庭も多い
 ・ 神社だけでなく寺院・地域の拝所へ足を運ぶ
 ・ 家族全員でご先祖への報告を大切にする傾向が強い

 
新しい年を神仏へ報告する」という点は共通していますが、地域の信仰に根差した参拝スタイルがあるのが沖縄らしさです。
 

 
 

鏡開き・成人の日・小正月の日程

正月行事の後半には、家庭行事・地域行事がいくつか続きます。全国的な日程の目安は次の通りです。
 

 ● 鏡開き:1月11日(日)
 …飾った鏡餅を下げて、お汁粉や雑煮にしていただく日。
 「刃物を使わず、木槌で割る」ことが習慣。
 
 ● 成人の日:2026年1月12日(第2月曜日)
 …20歳を迎えた新成人を祝う日。各地で成人式が開催されます。
 
 ● 小正月:1月15日(木)
 …大正月とは別に家庭行事として祝う日。
  小豆粥を食べ、無病息災や厄除けを願う風習があります。

 
沖縄では旧暦行事を中心にしつつ、全国の正月行事を取り入れる家庭も多く、地域性と現代の暮らしが自然に混ざり合う時期といえます。
 

 
 

初薬師・初天神・初不動とは?|1月に巡る「初縁日」の行事


初薬師・初天神・初不動とは?|1月に巡る「初縁日」の行事
1月には、薬師如来・菅原道真公・不動明王にまつわる「初縁日(はつえんにち)」が続きます。全国の寺社で一年最初のご縁日として大切にされてきた行事です。
 
 

初薬師(1月8日〜12日前後)|健康祈願の縁日

初薬師は、薬師如来の新年最初の縁日で、無病息災や病気平癒を願う参拝が行われます。地域によって8日・12日など日付が異なりますが、「健康の一年」を願う行事として広く親しまれています。
 

 ●沖縄で初薬師におすすめ
 ・屋部寺(凌雲院)
 [住所]〒905-0007 沖縄県名護市屋部
 

 
屋部寺には本尊に薬師如来がお祀りされており、病平癒や健康祈願で知られています。
 
 

初天神(1月25日)|学問成就を願う日

初天神は、学問の神さま・菅原道真公の最初の縁日です。天満宮では合格祈願や学業成就の参拝でにぎわい、梅の花をかたどった縁起物が授与されることもあります。受験生のいる家庭で大切にされてきた行事です。
 

 ●沖縄の初天神・学問・縁結びに
 ・普天満宮
 [住所]〒901-2202 沖縄県宜野湾市普天間1丁目27−10
 [HP]http://futenmagu.or.jp/
 [TEL]098-892-3344

 
普天満宮は中部沖縄の霊社で、学問成就・縁結びの信仰を集め、初天神の参拝先としても適しています。
 
 

初不動(1月28日)|厄除け・開運を祈る縁日

初不動は、不動明王の新年最初の縁日で、厄除けや開運を願ってお参りします。全国の不動尊では護摩供(ごまく)などが行われ、新しい一年の無事を祈願する人でにぎわいます。
 

 ●沖縄で初不動参りに
 ・安國寺
 [住所]〒903-0826 沖縄県那覇市首里寒川町1丁目2
 [HP]http://taiheizan-ankokuji.com/
 

 
安國寺は不動明王を本尊とする禅寺で、「初不動」の縁日に参拝できる拠点となっています。
 
 

冬土用と間日|2026年1月17日〜2月3日


冬土用と間日|2026年1月17日〜2月3日
◇1月後半からは、季節の変わり目を示す「冬土用(ふゆどよう)」が始まります。
…立春の直前まで続くこの期間は、体調を崩しやすい時期とされ、古くから注意深く過ごす習わしがありました。
 
ここでは、冬土用の意味や、土を触って良い日である「間日(まび)」、そして沖縄ならではの土地神トーティークーとの関わりについて解説します。
 
 

冬土用とは?(季節の変わり目の注意点)

◇「土用」は、立春・立夏・立秋・立冬の前に訪れる約18日間の期間を指します。
…季節の節目として体調を崩しやすい時期ともされています。
 
冬の土用には「未(ひつじ)の日」に行事食をいただく風習もあり、体を温め、季節の変わり目を乗り越える知恵として受け継がれてきました。
 

 ●冬土用は 立春前の約18日間(2026年1月17日〜2月3日) のことです。
 
 …この期間は「土をいじらない方が良い」とされ、家の基礎工事や造園、井戸掘りなどの“土に関わる動作”を控えるのが昔からの習わしでした。

 
季節の変わり目で体調も不安定になりやすく、無理をしない生活が推奨されてきた背景があります。
 
 

間日(まび)にしてよいこと・避けること

土用の期間であっても、特定の日は「間日(まび)」と呼ばれ、土を触っても良いとされています。これは、土公神が留守にしている日と考えられてきたためです。
 
2026年の冬土用の間日は以下の通りです。
 

 ● 1月28日(水)
 ● 1月29日(木)
 ● 1月31日(土)

 
間日は、庭仕事・植え替え・家庭菜園などの土いじりをしても良いとされる日です。ただし、土用の期間全体としては以下の行為を控えるのが一般的です。
 

 ● 家屋の基礎工事・造園の大きな工事
 ● 井戸掘りなど土地を動かす作業
 ● 新しい契約・引っ越しなど“大きな変化”
 ● 大きな買い物や人生の節目となる決断

 
古くから「季節の揺らぎは体と運の揺らぎ」と考えられ、大きな動きを避け、整える期間として大切にされてきました。
 
 

沖縄の土地神トーティークーとの関わり

全国では「土公神(どこうしん)」が土の神様とされますが、沖縄では地域の土地を守る神としてトーティークー(土帝君)が知られています。
 

 ●土地や屋敷を守り、その場所に住む人々の安全を見守る存在です。

 
そのため沖縄では、土用の考え方がトーティークーとも結びつき、土地を動かす工事や作業を慎重に行う意識が根強く残っています。
 
家屋の建築や改修、土地に関わる行事では、トーティークーへの報告や拝みを大切にする地域も多く見られます。
 
 

寒中見舞いの時期とマナー(2026年1月8日〜2月3日)


寒中見舞いの時期とマナー(2026年1月8日〜2月3日)
◇年賀状のやり取りが落ち着く1月中旬からは、寒さがもっとも厳しい「寒中」の時期に入ります。
…この時期に送る挨拶状が寒中見舞いで、相手の体調を気遣う便りとして古くから親しまれています。
 
ここでは、寒中見舞いの基本から、送る時期や避けるべき表現、書き方のポイントまで整理して紹介します。
 
 

寒中見舞いとは(喪中の相手への便りとして)

◇寒中見舞いは、冬の寒さが厳しい時期に、相手の健康や日々の暮らしを気遣うために送る挨拶状です。
…年賀状と違い、「新年を祝う」ことが目的ではない点が大きな特徴です。
寒中見舞いが特に役立つのは次のような場合です。
 

 ● 相手が喪中で「年賀状を控えるべき状況」のとき
 ● 自分が喪中で、新年の挨拶ができないとき
 ● 年賀状を出しそびれてしまい、お詫びを伝えたいとき

 
喪中はお祝い事を控える期間のため、年賀状の代わりに寒中見舞いを送ることで、失礼にならず丁寧な挨拶ができます。相手への思いやりを伝える「気遣いの便り」として、今も広く使われています。
 
 

投函の時期と避ける表現

寒中見舞いを送る時期は、松の内が明けたあとから、立春の前日までとされています。
2026年の場合、この期間は次の通りです。
 

 ● 投函できる期間:2026年1月8日〜2月3日

 
立春を過ぎると「余寒見舞い」となるため、寒中見舞いとして送るのはこの期間内が適切です。
また、寒中見舞いでは以下のような表現は避けます。
 

 ● 「あけましておめでとうございます」
 ● 「新春のお慶びを申し上げます」
 ● 華やかすぎるイラスト・お祝い表現

 
寒中見舞いはあくまで気遣いの便りであり、新年を祝う言葉は使わないのがマナーです。
 
 

基本の書き方と文面構成

寒中見舞いの文面は、相手の体調を気遣いながら、簡潔に近況を伝える内容が基本となります。
文面の流れは次のように整えると読みやすくなります。
 

 ● 冒頭の挨拶(「寒中お見舞い申し上げます」)
 ● 相手の健康を気遣う言葉
 ● 自分の近況や、年賀状を控えた理由(喪中・遅れた事情など)
 ● 今後の無事を願う言葉
 ● 締めの挨拶(日付を末尾に)

 
長文にする必要はありませんが、丁寧で落ち着いた文面に整えることで、相手への思いやりがしっかり伝わります。
喪中の相手に送る場合も同様で、控えめで心のこもった便りになるよう配慮すると良いでしょう。
 

[寒中見舞いはいつ出す?出しタイミング・例文まで詳しく]
・【寒中見舞い2026】時期・送り方・文例をやさしく解説|喪中の相手にも失礼のないマナー

 
 

2026年1月の二十四節気(冬至・小寒・大寒)


2026年1月の二十四節気(冬至・小寒・大寒)
2026年1月は、旧暦11月から12月にあたる時期で、二十四節気では冬至から小寒、大寒へと移り変わります。
 
一年で最も寒さが厳しくなる節目であり、古くから寒仕込みの季節として暮らしの知恵が多く受け継がれてきました。
 
ここでは、1月に巡る節気の流れと、この時期に味わえる旬の食材・花の情報をまとめています。
 
 

節気の流れと1月の気候の特徴

二十四節気は、一年を太陽の動きに合わせて24段階に区切った暦です。
2026年1月の節気は次の順で巡ります。
 

 ● 冬至(とうじ):12月31日〜1月4日頃
  最も昼が短い時期。寒さはこれから本格化する。
 
 ● 小寒(しょうかん):1月5日〜1月19日頃
  “寒の入り”とされ、ここから寒さが増していく。
 
 ● 大寒(だいかん):1月20日〜2月3日頃
  一年で最も寒い時期。ムーチー(旧暦12月8日)とも重なる厳しい季節。

 
沖縄でも本土ほどではないものの、気温が下がりやすく体調を崩しやすい時期です。旧暦行事と同時に、節気の流れも確認しながら過ごすことで、季節の変化に気付きやすくなります。
 
 

旬の食材(田芋・島人参など)

1月は寒さが深まることで、野菜も魚も味がのる時期です。沖縄ならではの旬の味覚も多く、行事食として取り入れる家庭もあります。
 

 ●代表的な旬の食材
 ・ 田芋(ターンム)
 ・ 島人参(ちでぃぐゎー)
 ・ 大根・白菜などの冬野菜
 ・ 寒ブリ・白身魚

 
寒い時期に滋養のある食材を取り入れることで、体を温め、季節の変わり目を乗り越える知恵として受け継がれてきました。
 
 

旬の花・冬の風物詩(寒緋桜など)

冬の沖縄では、本土とは違う花が見頃を迎えます。1月中旬頃から咲き始める寒緋桜(かんひざくら)は特に有名で、濃いピンク色の花が冬の景色を彩ります。
 

 ●この時期に楽しめる花・風物詩
 ・ 寒緋桜(かんひざくら)
 ・ トックリキワタ
 ・ ニトベカズラ
 ・ 冬の星空(特にオリオン座がよく見える時期)

 
旧暦12月は新しい年を迎える前の節目でもあり、自然の移ろいを楽しむ余裕を持つと、季節感をより深く味わうことができます。
 
 

まとめ|2026年1月はお正月の1ヵ月!


年神様を迎えるお正月☆全国的な「新正月」の過ごし方①
2026年1月は、全国で松の内・初詣から小正月まで、新年の節目となる行事が多く巡る時期です。七草粥で無病息災を願い、鏡開きで一年の力をいただくなど、昔からの風習を通して季節の移ろいが感じられる1ヵ月でもあります。
 
域によって日程の違いや風習の違いがあるため、事前にカレンダーで確認しておくと、行事を無理なく暮らしに取り入れやすくなります。
 
今回紹介した行事を通して、2026年の新年が穏やかで実りある時間となりますように。
 

[2026年2月|沖縄旧暦1月の旧暦行事カレンダー]
・2026年2月 沖縄旧暦カレンダー|旧暦12月・1月は旧正月(ソーグァチ)到来!

 
 



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